小学生のプログラミング教育ってどんなことをするの?(その1)
目次
1. ~文科省のプログラミング教育に関する有識者会議から読み解く①~
小学生のプログラミング教育が4年後の2020年に必修化を迎えるにあたり、「どんなことを勉強するのか?」「プログラミング教育って、子どもたちが将来プログラマになるための教育ってこと?」「英語教育も義務化されて子どもたちは授業についていけるのか?」「親が子どもの勉強をフォローできるのか?」などと、大きく学習内容が変化していくことに不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
8月1日に文部科学省が次期学習指導要領をまとめたという発表を受けて、これからますます具体的な動きが加速するものと思われます。
そこで、小学生が学ぶプログラミング教育とはどういうものなのか、文科省が実施した有識者会議の議論をまとめた資料から紐解いていきたいと思います。
なぜ小学生がプログラミング教育を学ぶのか?
今の幼児、小学生が社会人となる2030年代に入ると、人工知能(AI)を活用したり、ありとあらゆる「モノ」がインターネットに接続する世界(Internet of Things)になっていくことで、社会生活や、産業構造そのものが大きく変化していくだろうと予測されています。
このような状況を踏まえ、文科省は社会生活そのものが大きく変化していく時代を担う子どもたちに対して、求められるであろう資質や能力を以下の内容にまとめています。
2. 今後、子どもたちに身に付けてもらいたい力
- 情報を読み解く力(情報活用能力)
- 情報技術を使いこなして、きちんと筋道を立てて課題を解決していく力
- 今までになかったような新しいものを作り出すためにはどうすればよいのか課題を見つけたり、解決していく力
- 与えられた情報をいろいろな角度で見て、自分の心の中で深く考えて、学んだことを生かそうとする力
これらの力を身に付けるためには、情報技術を効果的に活用できるコンピュータを使って、どうしたら自分が意図する処理をコンピュータに伝えて実現できるのかを試行錯誤していく過程が大切なのだと考えています。 複雑な情報を自分の力で読み解いて、課題や解決策を考え、創造力や学ぶ力を養うのにプログラミング教育はとても効果的な教育であると位置づけられているのです。
第2回では小学生が学ぶプログラミング教育について掘り下げていきます。
3. 参考資料
文部科学省 小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について(議論の取りまとめ)(PDF)