各クラスで利用しているプログラミング環境・言語
ぐらみんの各クラスで使っているプログラミング環境・言語についてご紹介します。
目次
1. ぐらみんで使っているプログラミング環境・言語
ぐらみんでは次の 2種類のプログラミング言語・環境を教材として使っています。
- Scratch(スクラッチ)
- JavaScript(ジャバスクリプト)
これらのプログラミング言語・環境と利用しているクラスは次のようになっています。
クラス | Scratch | JavaScript |
---|---|---|
ジュニアプログラマークラス | ○ | |
オンラインジュニアプログラマークラス | ○ | |
オンラインスクラッチクラス | ○ | |
オンラインスクラッチライトクラス | ○ | |
プログラミングスタートクラス | ○ | |
プログラミングスタートライトクラス | ○ | |
ぐらみんこーど | ○ | |
ぐらみんこーどオンサイト | ○ |
※ サイエンスゲーツ in ぐらみんは科学教室のため、掲載していません。
ぐらみんの授業では Scratch のように子供が取り掛かりやすく基礎的な考え方(if・もし、を使った条件分岐や記号の使い方など)を勉強できるブロックプログラミングベースのプログラミング環境を使ってゲームづくりを中心としたプログラミング学習を行っていきます。
この後、実用性もあり動く環境の豊富さや人気(将来性)を踏まえて JavaScript による本格的なプログラミングを学習していきます。
小学生低学年のお子さんやプログラミング初心者の方であれば、Scratch から勉強をはじめることをオススメしています。
2. Scratch(スクラッチ)って何?
Scratch(スクラッチ)はブロックを使ってプログラミングをするプログラミング環境です。積み木のようにブロックを積み上げていくことでプログラミングができてしまうなんて試してみたくなりますよね。
また、Scratch はインターネットブラウザ(Microsoft Edge、Google Chrome、Firefox、Safari など)の中で動かすため、インターネットが見られる環境があれば、特別のソフトウェアをインストールせずに、すぐに使うことができます。
Scratch は子供にとって特に大事な点があります。それはインタラクティブ性です。インタラクティブ性というのは何かをしたときにすぐにそのフィードバックが返ってくるようなことですね。例えばボタンを押したら押している間は光って反応するようなことになります。
子供が何かに集中したり楽しいと思ったりすることにはインタラクティブ性が重要というのは昔から言われていました。Scratch はプログラミングをしている間はいつでも実行ボタンを押すことですぐにプログラムが動き出します。
これが子供を夢中にさせるポイントですね。
3. JavaScript って何?
JavaScript はウェブブラウザの中で動くプログラミング言語としてスタートしました。
ウェブブラウザの中で動くため、処理速度が遅かったりできることもセキュリティ面から限られていて実用的なプログラミング言語としてはあまり考えられてきませんでした。
ただ、Google が Google Map に JavaScript を利用したことをきっかけに JavaScript の価値が見直されます。
今ではウェブブラウザだけでなく本格的なアプリケーション・サーバーとしても利用可能なプログラミング言語としての環境も整い、2022年 現在で RedMonk という開発者向けの分析を行う団体の調査では JavaScript が複数の観点でトップに輝いていました。
日本の開発現場でもとても多く取り入れられており、ぐらみんでも 10年〜20年は人気が続くと確信しています。
JavaScript 自体はこれまた人気の高い C言語、Java言語等と似たような文法を持ちコンパイル(機械語への変換)をしなくてもカンタンに実行できるという特徴があります。
カンタンに実行して確認できるため、スクラッチと同じようにインタラクティブ性にすぐれ勉強にも最適と考えています。