2025/08/22 訓令式・ヘボン式を実行中に切り替えることができるようにしました
訓令式・ヘボン式を実行中に切り替えることができるようにしました。
日本で使われる 2つのローマ字表記法
日本ではローマ字を使うときに大きく 2つのローマ字表記法があります。
- 訓令式(くんれいしき):小学校等でよく習う
- ヘボン式:駅や標識で使われる
訓令式・ヘボン式の一例
かな | 訓令式 | ヘボン式 | 備考 |
---|---|---|---|
し | si | shi | ヘボン式は英語発音に寄せて表記 |
ち | ti | chi | |
つ | tu | tsu | |
ふ | hu | fu | |
じ | zi | ji | |
しゃ | sya | sha | |
ちゃ | tya | cha | |
しょ | syo | sho |
これらの 2つは普段、パソコン等のデバイスで入力する時に使う日本語変換ソフトウェアによりあまり意識しないでまざっていても使えるようになっています。
ぐらみんタイピングにおける訓令式・ヘボン式の対応
ぐらみんタイピングではこれまで訓令式のみ対応していましたが、ヘボン式が入力された場合も入力を受け付けるように機能を追加しました。
例えば、下のように「じゅうしょ」を入力する場合、これまでは ZYUUSYO
という訓令式の文字しか成功としていませんでしたが、ヘボン式である JUUSYO
の J
を入力した時点で ZYUUSYO
が JUUSYO
に置き換わるようになりました。
最初は ZYUUSYO と書いてあっても J を入力すると。。。
J に反応して JUUSYO に変わります。また、そのまま JUUS まで入力したあと H を入力すると。。。
今度は H に反応して JUUSHO に変わります。
これでご自分の好きなローマ字表記で入力することが可能です。
(参考)日本語変換ソフトウェアによる調整
日本語変換ソフトウェアでローマ字変換されるものについては使いやすさのために若干の変更が加えられています。
例えば、なんば駅を示すローマ字は本来は namba
となりますが、日本語変換ソフトウェアでは nanba
でも変換できるようになっています。
ぐらみんタイピングではパソコン・プログラミングでも利用できるように 日本語変換ソフトウェア と同じ変換方式を採用しています。
下記にヘボン式と日本語変換ソフトウェアとの違いを表で記載します。
かな | IME入力(例) | ヘボン式 | 備考 |
---|---|---|---|
ん + b/p/m | nb / np / nm(IMEでそのまま入力可能) | mb / mp / mm | ヘボン式では「n」の後が 唇音 (b, p, m) のとき「m」に変化する 例: 「なんば」→ Namba |
ん + a/i/u/e/o | na/ni/nu/ne/no | n’a / n’i … | ヘボン式では曖昧さ回避のため アポストロフィ を入れる 例: 「しんよう」→ shin'yo |
し | si / shi どちらもOK | shi | ヘボン式は英語的発音に寄せる |
ち | ti / chi どちらもOK | chi | |
つ | tu / tsu どちらもOK | tsu | |
ふ | hu / fu どちらもOK | fu | |
じ | zi / ji どちらもOK | ji | |
小さい「っ」 | xtu, ltu, 子音重ね(tt, kk など) | 子音重ね | ヘボン式は tt , kk で表すのが基本 |
長音(おばあさん 等) | aー / aa(IMEでは打ち分け自由) | ō / oh | ヘボン式はマクロン付き母音(ō, ū など)が正則 |