Android(アンドロイド)でアプリを作る準備をしよう!
Android(アンドロイド)スマートフォン向けのアプリを作るにはパソコン上でもいくつか準備が必要になってきます。
この記事は小学生でも理解できるように書いているつもりですが分かりづらい等ございましたら気軽にコメントを下さい。
今回はパソコンにアプリを開発する為の環境を作る手順を紹介します。
2014/12/25時点でこちらの記事で紹介している adt-bundle eclipse の配布が終了された為、今後は本記事で紹介している Android Studio に切り替えていくのがよいでしょう。
Android でアプリを作るのに必要なもの
パソコンでは次の準備が必要になります。
- 1Java のインストール
- 2Android 開発用 Android Studio(アンドロイドスタジオ)のインストール
- 3Android ドライバのインストール
Java ってなに?
Android ではプログラミング言語 Java でアプリを作ります。Java でプログラミングをするには Java JDK(ジェイディーケー)が必要になります。
Java の JDK をパソコンにインストールするにはこの記事を見て下さい。
Windows にプログラミング言語 Java をインストールしよう
Android Studio(アンドロイドスタジオ)ってなに?
Android でアプリを開発する為に、最初に Android Studio を知っておく必要があります。Android アプリはこのツールを利用するのが通常の開発方法です。
Android Studio はプログラミングで使うエディタを高機能にしたものです。例えば次のような機能があります。
- ソースファイルの管理ができる
- 自動でプログラムコードを書いてくれる
- 自動でプログラムを修正してくれる
- コンパイルエラーはその場ですぐに教えてくれる
- コンパイルや実行が簡単
他にも数えきれないほど機能が豊富です。
Android ドライバってなに?
Android のアプリを作ったら自分の携帯にもインストールしたくなると思います。そんな時は自分の Android 携帯をパソコンと USB で接続してアプリを転送することができます。
ただ、何もしないと Android 携帯とパソコンは USB で接続しても何も反応してくれません。こんな時はその携帯ごとのドライバが必要になります。
Windows の場合は使っているメーカーが提供していることがほとんどで、Mac や Linux の場合はドライバすら必要ない場合も結構あります。
さあ、インストールをはじめよう!
さあ、それでは Android にこれらのアプリをインストールしましょう!
Java のインストールについては既に触れた通り以下の記事を参考にして下さい。
Windows にプログラミング言語 Java をインストールしよう
Android 開発用 Android Studio をインストールしよう
今回は Windows に Android 開発用 Android Studio をインストールする方法を説明します。
Android Studio をダウンロードする
最初は Android Studio のダウンロードです。下の Android Studio ロゴをクリックすると別のウィンドウでダウンロードサイトに飛びます。
その後は次の画像上の説明に従って下さい。
この後、自動でダウンロードが行われます。
Android Studio をインストールする
ダウンロードが完了したら android-studio-bundle-[バージョン].exe というファイルがダウンロードフォルダ下に作成されます。このファイルをダブルクリックしましょう([バージョン]の部分はバージョンです最新版を使って下さい)。
ちょっと待つとウィンドウが表示されます。
この時 “Start Android Studio” にチェックが入っていれば Finish ボタンをクリックした後で、Android Studio は自動的に起動します。
Android Studio 起動時にエラーダイアログが出た場合
ここで次のようなエラーダイアログが出た場合の手順を説明します。このエラーダイアログが表示されない場合は Android Studio を起動する まで飛ばして下さい。
このエラーは JAVA_HOME という環境変数が設定されていないことが原因ですが、Windows で通常通り Java(JDK) をインストールした場合は JAVA_HOME が設定されていないことも多いので、ここで設定します。
まず、エクスプローラを開いて “C:\Program Files\Java\jdk[バージョン]” というディレクトリに移動してアドレスバーからパスをコピーします。
これで JAVA_HOME の設定が完了しました。Android Studio が通常通り起動できるようになっているはずです。スタートメニューから起動してみましょう。
Android Studio を起動する
ここまでで Android Studio の起動は完了です。ただ、このままでは始まってすらいないので試しに簡単なプロジェクトを作ってみましょう。
Android Studio で HelloWorld
これでとりあえず Android 開発をする為の画面が表示されました。今回はここまでとします。