コマンドを使ってみよう(Windows)
1.コマンド操作(そうさ)に慣(な)れよう
プログラミングをする上で必ず必要になるコマンド操作。
今回はコマンドで Windows のファイル・フォルダ操作をする方法を勉強してみましょう。
2. Windows のエクスプローラからできる操作はコマンドでもできる
コマンドは「命令(めいれい)する」という意味があります。コマンドは英語による命令と命令先の集まりで OS(ここでは Windows)に対して指令(しれい)します。
コマンドが使えるようになるとマウスよりも速く操作ができるようになったりマウスではできない操作もできるようになります。
また、コマンドの実行結果もその場で確認できるため、自分が作ったプログラムはコマンドから実行するのが一般的(いっぱんてき)になっています。
3. 最初はマウスでファイル操作をしよう
今回はマウスで行う操作をコマンドでも同じように行い、操作に慣れてみましょう。
3. 最初はマウスでファイル操作をしよう
Windows のエクスプローラを開いて次の操作をしてみましょう。
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1. エクスプローラを開く
Windows+e を押す
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2. 作業(さぎょう)をするためのフォルダに移動する
“[ログインしているユーザ]¥ドキュメント” に移動する
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3. フォルダを作る(メニューが出ていない時は Alt キーを押す)
ファイル(F)ー新規作成(W)ーフォルダ(F)。名前は何でもいい
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4. メモ帳を開く
Windows キーーすべてのプログラムーアクセサリーメモ帳
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5. “ハロー” と入力して保存
自分でやってみよう(Ctrl+s を押してもできる)。この時、"[ログインしているユーザ]¥ドキュメント" に hello.txt という名前で保存する
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6. 作ったファイルをコピーする
ファイルを右クリックして コピー(C) してフォルダのどこかを右クリックして 貼り付け(P)
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7. コピーしたファイルを移動する
作ったファイルを右クリックして 切り取り(T) してデスクトップのどこかを右クリックして 貼り付け(P)
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8. 作ったファイルを削除する
「hello.txt」とコピーしたファイルと作成したフォルダを右クリックして 削除(D)
全てのファイルがきれいに消えていれば成功です。
4. コマンドでファイルを操作しよう
今度はコマンドを使って次の操作をしてみましょう。
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1. コマンドプロンプトを起動(きどう)する
Windows キー + r を押して、cmd と入力して エンターキー
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2. 作業フォルダに移動する(Documents がない場合は不要)
cd Documents と入力して エンターキー
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3. フォルダの中身を見る
dir と入力して エンターキー
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4. フォルダを作る
mkdir new-folder と入力して エンターキー
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5. メモ帳を開く
Windows キーーすべてのプログラムーアクセサリーメモ帳
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6. “ハロー” と入力して保存
自分でやってみよう(Ctrl+s を押してもできる)。この時、"[ログインしているユーザ]¥ドキュメント" に hello.txt という名前で保存する
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7. 作ったファイルをコピーする
copy hello.txt copyfile.txt と入力して エンターキー
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8. コピーしたファイルを移動する
move copyfile.txt movefile.txt と入力して エンターキー
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9. 作ったファイルを削除する
del movefile.txt と入力して エンターキー
movefile.txt が消えていれば成功です。他にも new-folder というフォルダも残りますが、これはマウスの右クリックで削除して下さい。