Unity(ユニティ)をインストールしよう
ゲーム開発で使われている Unity(ユニティ)のインストール方法を紹介します。
目次
- 目次
- Unity って?
- Unity を使うために必要なもの
- Unity Hub をインストールしよう!
- Unity をインストールしよう!
- Visual Studio Code をインストールしよう
Unity って?
Unity(ユニティ)は、Unity Technologies(日本法人はユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社)が開発・販売しているゲームエンジンです。
主に C#(シーシャープ)というプログラミング言語を使ってプログラミングします。
平面の 2D ゲームも、立体的な 3D ゲームも作ることができます。
また、作ったゲームは Web ブラウザやスマートフォン、PlayStation、Nintendo Switch などで動かすことができます。(クロスプラットフォームと言います)
Unity の魅力の 1つとして豊富な「アセットストア」があります。
無料のものから有料のものまで、2D のデータや 3D のデータなど他の人が作った Unity で使える様々なデータが販売されています。
自分で 3D のキャラクターが作れなくても、こういったアセットを使うことで様々なゲームを作ることができます。
作ったゲームをストアで販売するためには料金がかかったり、販売用のアカウント登録などが必要となりますが、Web ブラウザや自分のスマートフォンで動かす場合は、特に料金はかかりません。
Unity を使うために必要なもの
必要なものは次の通りです。
- Unity Hub
- Unity
- Unity アカウント
- プログラミングエディタ(Visual Studio Code)
- Web ブラウザ
それぞれ何に使うのかまだよくわからないと思いますが安心して下さい。
インストール作業をしながら順番に説明していきますね。(どれも無料で使えるので安心して下さい。)
また、Unity はあまり古いパソコンだと動かすことができません。
最低限必要なスペックと、推奨(おすすめ)のスペックを下記に紹介します。自分のパソコンで Unity が使えるかどうかの参考にして下さい。
最低要件
- CPU: Intel Core i3-2100、AMD FX-4100 以上
- メモリ: 8GB
- ストレージ: SSD 推奨、空き容量 20GB 以上
- GPU: DirectX 11 対応のグラフィックカード
- OS:
- Windows: Windows 10/11(64ビット版)
- macOS: 10.15 以降
推奨要件
- CPU: Intel Core i5/i7(第6世代以降)または AMD Ryzen
- メモリ: 16GB 以上(32GB が望ましい)
- ストレージ: SSD 推奨、空き容量 100GB 以上
- GPU: NVIDIA GTX 1060 / AMD Radeon RX 580 以上
Unity Hub をインストールしよう!
まずは Unity Hub(ユニティ・ハブ)をインストールしましょう。
Unity Hub は Unity の作品(プロジェクト)やバージョンを管理するためのアプリケーションです。
Unity Hub は Unity とセットで使うものと考えましょう。
それでは早速 Uniry のサイトに行ってみましょう。
下の URL をクリックして下さい。
- まずは中央に表示されている「ダウンロード」をクリックします。
- ダウンロードページを下へスクロールすると下のような画面になるので「Windows 用ダウンロード Mac 用ダウンロード」をクリックします。(使っているパソコンが Linux の場合は Linux 版で OK!)
- Unity を使用するときのルールが表示されるので、内容を確認して「Agree」(同意する)ボタンをクリックします。
- Mac の場合はインストールが終わるとアプリケーションフォルダへ移動する画面が出てくるのでドラッグ&ドロップしてフォルダへ移動します。
- Mac の場合はアプリケーションフォルダから「Unity Hub」を探してクリックして開きます。Windows の場合はデスクトップにアイコンができているので、そのアイコンをダブルクリックします。
Unity Hub をインストールすることができました。
Unity をインストールしよう!
Unity にはバージョンがある
次は Unity をインストールしましょう。
Unity は作品の見た目やプログラムのコードなどを作ったりする本体部分となります。(Unity エディタと呼ぶこともあります。)
Unity にはたくさんのバージョンがあり、バージョンによってできることとできないことがあります。
基本的には新しいバージョンを使ったほうが良いですが、書籍や Web サイトを参考に勉強する場合は、参考先に合わせておきましょう。
※ 他のバージョンでも開いたり動かすことができるかもしれませんが、エラーになったり作品が壊れてしまう可能性があるため、同じバージョンを使いましょう。
Unity アカウントを作ろう!
Unity Hub を開くとブラウザが起動して Unity のサインイン画面が表示されます。
Unity を使うためには Unity のアカウントを作る必要があります。
すでにアカウントを持っている人は「Sign in(サインイン)」をクリックしてサインインしましょう。
まだアカウントを持っていない人は「Create account」(アカウントを作る)をクリックしてアカウントを作成しましょう。
メールアドレスやユーザ名など必要な項目を入力します。
パスワードは 8文字以上 72文字以下、大文字・小文字・数字を含めるようにします。
また、規約への同意などもチェックをつけましょう。
最後に「Create a Unity ID」(Unity ID を作る)ボタンをクリックします。
そうすると上のような画面に切り替わります。
先ほど入力したメールアドレス宛(あて)にメールが届くので確認します。
Unity から「Confirm your email address」というタイトルのメールが届くので 15日以内に「Link to confirm email」という文字をクリックします。
「私はロボットではありません」にチェックを入れて「verify」(確認する)をクリックしましょう。
Unity のサインイン画面が表示されたら、メールアドレスとパスワードを入力して「Sign in」をクリックしましょう。
Unity のアカウントページが表示されました。これで Unity アカウントの作成は完了です。
このままでも良いのですが、小学生・中学生の方であれば日本語に変えておいたほうが使いやすいでしょう。
「Preferred language」の鉛筆マークをクリックします。
言語が選べるので「日本語」を選択しましょう。
最後の「Save」(保存)ボタンをクリックして設定は完了です。
Visual Studio Code をインストールしよう
Visual Studio Code って?
そろそろ Unity を使いたい!というところですがあとちょっとだけ待って下さいね。
Unity を使いはじめる前に Visual Studio Code(ビジュアルスタジオコード)をインストールしましょう。
Visual Studio Code はプログラミングのソースコードを書くツール(プログラミングエディタ)です。(テキストエディタとも言います。)
メモ帳などを使っても良いのですが、プログラミングエディタを使うと行数を表示したり、命令ごとに色分けされたり、命令を補完(補う)してくれたりと便利な機能を使うことができます。
Unity では沢山ソースコードを書くことになりますので、今の内から使い方に慣れておきましょう。
※ お気に入りのプログラミングエディタがあればそちらを使っても良いです。ぐらみんの講座では Visual Studio Code を使って説明していきますので、自分の使っているエディタでのやり方がわからないときはインターネットなどで調べてみて下さい。
Visual Studio Code をダウンロードしよう
まずは公式サイトのダウンロードページへアクセスしましょう。
自分の使っているパソコンの OS に合わせてダウンロードボタンをクリックします。
ダウンロードした zip ファイルを解答すれば準備は完了です。
※ 手順・画像については本記事執筆時点(2025/01/20)の内容と最新版では異なる可能性があります。ご了承下さい。